枚方市役所QGIS勉強会準備室

枚方市職員でQGISの勉強会を立ち上げたくて準備してます。ご興味ある方はぜひコメントでお名前・内線番号を教えていただければ(コメントは承認制です)。

GIS関連ネタ

正月明けにイベント情報がありました。

内容は、
①バスなどの公共交通情報で使われるGTFSに関するもの と
②LiDARやフォトグラメトリなどの測量・計測・3Dモデル作成などを活用した考古学DX

の2つ。

どっちもGISと関連する技術なので、オンライン開催だし、せっかくなので視聴することにしました。

 

一般社団法人 日本バス情報協会さんが主催ですが、協会のHPで掲載がまだっス。

有償ですが、東京に行かずに参加できるのはいいですね。

京阪バスもコロナ開けても利用者数が回復しないってことで、減便してるし、充実したバス交通を維持できるお手伝いが微力でもできないもんかと思ってます。

バス車内に液晶掲示板で地域のお祭り情報とか掲載したりとか、どうかなーとかぼんやり思ってます。お祭りには公園が使われることが結構あって、市管理公園の占用申請情報などは事前にわかるわけです。そういう地域情報をバス会社と情報共有することで、バスが走る情報掲示板みたいになることで、地域活性化に寄与できたらなーとか。

液晶画面に表示できる広告はいやより増えるし、動画も載せれるので広告収入アップで経営安定化にも効果が期待できるので、液晶設置やシステム構築に補助金などが出ればいけそうな気が。

 

こっちもPeatixで見つけた「考古形態測定学研究会」ていうグループからのつながりです。LiDARやフォトグラメトリなどの技術を分かりやすく解説するセミナーをたくさん開催してくださったおかげで、枚方市内にもたくさんScaniverseに投稿できました。Scaniverseおもしろいスマホアプリなので観光や文化財の人はぜひ使うべきだと思ってますが、なかなか理解してくれる人もいないという。

Scaniverseがどういうアプリかってのは↓こちらを参照してください。

digital-construction.jp

街中の物撮りを3Dでやれて、それをポケモンGo的マップ(アプリの開発元ナイアンティック社はポケモンGoの開発元だし)に投稿できるというアプリ・サービスです。当然投稿されたデータはほかの人にも共有されます。URLはっとけば、アプリを入れてない人でもブラウザで観れるのがナイスですね。

文化財・観光資源だけでなく、もっとソフトなもの→たとえばお店の料理、スイーツなんかもスキャンして投稿したら、単なる写真だけではないPRができそうだと思うんですけど。

それはそうと上記のイベントでは考古学や文化財関連で導入が進む技術についてのまとめ的な話が聞けると思う。技術体系を整理したうえで今後の展望なんかも聞ければなーと。

 

QGISの使い方を学ぶ研修

今は公園の仕事をしていますが、私自身は元は森林系の技術者です。

最初GISで勉強したのは当然目の前の仕事でどう活用するか、ということでした。

森林関係でいうと、幸い日本森林技術協会が森林情報士の資格制度をやっていて、有償ですが自腹で東京で5日間の研修を受けてGIS2級の資格を取りました。日常業務で使うGISの知識は十分学べました。

www.jafta.or.jp

できれば、その職種や業務別に特化した養成コースがある方が習得も早いと思いますが、そうそううまいこと行かず、書籍では汎用的な使い方が主に紹介されています。

とはいえ、土木系や農林系では、結構省庁の研修所が主催する研修も多く、国の職員のほかに都道府県や市町村職員にも門戸を開いています。

研修自体は有償だったり、無償だったりいろいろですが、交通費・滞在費が会社から出ないとしんどいです。

 

土木・都市計画系でいうと国土交通大学校が主催している研修があります。

 

国土交通大学校・研修の紹介

https://www.col.mlit.go.jp/kenshu.html

 

 

森林・林業系でいうと林野庁の研修があります。

www.rinya.maff.go.jp

なお、過去に国土交通大学校に問い合わせたところ、都市施策の業務に従事していなくても、「国土交通大学校GIS研修は受講可能」と言われたことがあります。当時私は農林の部署にいたので、ありがたいな~と思ったものです。ひょっとすると医療系や教育関係の部署でも受け入れてくれるかもしれないので、問い合わせてみる価値はあるかと。

基本的な汎用的な操作に関して学びたいのであれば、上司と話して国土交通大学校の研修に参加するのもアリではないかと思います。その際は必ず上記の方針が今も有効かの確認は必須でしょうけど。

国土交通大学校は、それほど高額ではありませんが、タダではありません。

林野庁もメシ代とシーツ代は取られたような。(そもそも森林関係に従事してないと申込できませんが。)あと林野庁の研修は申し込みが県を経由するかどうかもあるので、申し込み方法・時期・経費・交通費などの基本的なことは事前に確認が必要です。

費用に関しては、研修費用、交通費、宿泊費などのトータルの経費を用意する必要があるので、場合によっては次年度に向けて予算措置が必要かもしれません。

 

最近保健師さんの界隈でもGISの情報を目にするようになりました。

Googleアラートで堀池 諒(ホリイケ リョウ)さんのXのポストをよく見かけます。疫学調査などでもGISは力を発揮するので、医療や介護など、サービスの効率など位置情報が関係する分析にはGISはもってこいなんでしょうけど。

sites.google.com

保健師関係で省庁や行政機関が主催する研修はにわかには見つけられなかったので、特定の学会や地域の医療系の団体が主催するセミナーや講習会情報をキャッチするためにはGoogleアラートなどで地道に網を張るしかないかもしれませんね。

 

民間の研修であれば、MIERUNEさんのQGIS研修もオススメです。
うちの子供が来年から某市で保健師に採用される見込みなので、ついでに受けさせてみたのですが、さすがお金とるだけあって、レベルが高かったです。オンライン開催もあるので、行政の研修のように開催地に行かないと受けれないオフライン研修よりも機会の柔軟性といった面では便利です。(オフラインには、ついていけてない時のサポートがあったり、がっつり質問できるし、といったオフラインの良さもあります。宿泊しながらだと、宿で復習したり、ドップリ浸かる覚悟があると得るものが大きいですし。)

こちらもGoogleアラートやPeatixでフォローして通知を受け取れるようにしとくと、情報を逃さないと思います。

qgis.mierune.co.jp

いろいろ研修はあるんですが、そうはいっても身近に相談できる環境がある方がいいよなーと思って勉強会立ち上げたかったんですが、

仲間を募集する呼びかけを掲示板に書こうと思って某課に相談したら断れちゃって、いまココ。

開設からのアクセス数がトータルで30しかないのびっくり。ほぼ自分だけとちゃうか。ココは月面ちゃうか?っていうくらい需要がないのかー店出すところ間違えてる感がハンパない。

 

職場GIS環境の整備について

プログラムのインストール

枚方市では、職場のPCにソフトウェアをインストールするには担当課との協議が必要になります。自分でインストールもできません。

QGISのインストールは、協議の際にプログラムをダウンロードできるURLを情報として示して、担当課のサポート担当の方にリモートでインストールしてもらいます。

qgis.org

「Offline (Standalone) installers:」のLTR版をインストールしてもらってます。

 

使用するデータの入手

使用するデータは庁内の統合型GIS内にあるレイヤーのうち、自分が必要とするものをひとつづつShape形式でエクスポートし、QGISに読み込んで使っています。

それだけじゃデータが足りないものについては、国土交通省の国土数値情報や国土地理院基盤地図情報からダウンロードして使っています。

nlftp.mlit.go.jp

www.gsi.go.jp

ないデータは自分で作るしかないです。

公園の仕事でよくあるのは、開発帰属公園の追加ですが、帰属申請書類に用地境界の測量データがついてるので、座標値をエクセルに入力してCSV形式に保存して、CSVからをQGISに読み込んでポイントデータにし、そのポイントにスナップしながらポリゴンデータを作成する方法をとっています。

qgis.mierune.co.jp

住所録から位置情報(CSV形式)に変換にする方法(アドレスマッチングとよばれる)もよく使います。CSV形式の位置情報のリストに変換できれば、上の方法でポイントデータに変換できます。

qgis.mierune.co.jp

 

こういうことやりながら、職場でほしい地図をつくって仕事に活用しています。

QGISの勉強に使う書籍

GISのことを独学で勉強したい人向けに私が触れた本を列挙してみました。

 

1.QGIS入門 第3版

少し古いですが、この本の前の版で勉強しました。GIS関係ではほぼ古今書院しか出版してこなかったっていう時代が長くて、古今さんにはお世話になりました。

どっちかていうとじっくり読む系ですね。

 

2.統計・防災・環境情報がひと目でわかる地図の作り方

こっちも少し古いですが、GISがどんなもんか、地図を使った情報の見える化に初めて取り組む人向けに書かれた書籍です。ワークとして、農地と水面の位置関係からカッパの出没可能性を解析するってのが手順を追って解説されてます。断層からの距離や盛土上の住宅地、一定の範囲内の人口を集計したり位置関係を使用した解析や情報の見える化っていうGISの得意な使い方を理解できます。「カッパ」を選ぶセンスがいいですね。

 

3.位置情報を使う人のための実践QGIS 他

このへんは比較的最近の本ですが、現在のQGIS周りのことが一通り書かれていて、やりたいことがはっきりしてる人には得るものだらけです。著者が属するMIERUNEさんはYoutubeでも動画ありますし、有料ですが満足度の高いオンラインのセミナーもやられます。

最近は秀和さんや技術評論社さんもGIS業界に参入してきましたよね。

 

4.業務で使うQGIS Ver.3 完全使いこなしガイド

こっちは分厚い本で、どっちかっていうと辞書的に使う本て印象です。

著者が北海道の森林関係の技術者だったということもあって普及協会からの出版です。

機能を網羅してる内容は元公務員の仕事とは思えない圧巻のボリュームです。

 

本はいろいろ出てて、さらにYoutubeでも様々な動画がでてるので、昔に比べると学習の敷居はとても低いですが、やはりオフラインの勉強会がある方がいいよなーって思うんですが、、、

ご挨拶

2024年度採用の公園みどり課の職員です(転職組)。

前職でQGIS触ってましたが、こちらの環境ではあまり自由に触れないし、データについてもどこの部署でどんなデータがあるかよくわからないこともあり、とりあえず手元にあるデータで自分の仕事で使えるように環境を整えているところです。

市役所の仕事でも位置情報を地図に落として「見える化」を図ることは重要な気がしますが、周りを見ていても構築済みのWebGISシステムで閲覧する以外の使い方をされてる人しか見かけません。

閲覧→印刷という目的であっても、QGISならスムーズにできて、待ち時間が大幅に短縮できます。(表示レイヤーが庁内GISと全く同じというわけではありませんが)

GISのルーツは北米での森林や環境資源のマネジメントシステムにあり、そこから土地利用→都市計画といった土木や建設分野へと利用の範囲が広がって、現在は考古学や疫学的な分野にも浸透してます。

2010年代に入ってQGISのバージョンが1.xになってからは、1本数十万円する某〇rcGISに代わって行政や教育の現場でもQGISがかなり浸透してきているように思います。

私は土木部の人間ですが、市役所の広い業務でQGISが活用できないかと思ってます。「GIS保健師」なんてのもちょっと前にGoogleアラートで知りました。

www.youtube.com

その部署でどういう課題があるかはわかりませんが、QGISを使う上で共通する知識について基本的なことから一緒に勉強する仲間を募りたいのですが、なんか制度的に整理されてなくて相談しても微妙な回答が。。。

ここにたどり着いた人は問題意識をお持ちの方かと思いますので、ぜひ勉強会(内部的には「自主研究会」)の立ち上げにご協力いただけたらと思います。

コメントにお名前と内線番号を書いていただけたら、ご連絡いたします。(コメントは承認制なので、連絡先が確認出来たらすぐに消去しますので、公開されることはありません。)